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10月15日、国公近ブロと大阪国公は、国公大運動の一環として「公共サービス商品化反対!」「憲法を暮らしに生かそう!」と題し、ビジネス街の中心地である大阪淀屋橋において、7時間に及ぶロングラン宣伝行動を行いました。
「現状の打破に向け、労働組合はもっとがんばれ」と励ましの声が
10月15日、国公近ブロと大阪国公は、快晴の絶好の宣伝日和の中、国公大運動の一環として「淀屋橋ロングラン宣伝行動」を実施しました。
この宣伝行動は、「公務・公共サービス商品化反対!」「憲法をくらしにいかそう!」などとリンクして、朝11時から6時まで7時間に及ぶロングラン宣伝として行ないました。
淀屋橋駅は、銀行・証券会社が軒を連ねるビジネス街にあり、大阪市役所が北接しており、日中も人が途切れることがありません。
宣伝は、大阪国公に結集する全法務・全司法・全気象・全経済・全建労始め、OBなど30名を超える参加者があり、それぞれの立場で、政府が進める構造改革や道州制・地方分権、社保庁解体、推し進められている戦争する国づくり、後期高齢者医療制度など、国民サービスを担うべく国の行政が変質させられている実情を訴えました。
2,000枚用意した国公大運動のリーフは、3時間程度で配り終え、全法務の「登記は、国が保証する信用制度です。」の宣伝ティッシュ、全気象の「気象業務拡充」、国公労連の「社会保障に思いやりを」、全労連の「なくせワーキングプア」など、全体で5,000枚を超えるビラを配布することができました。ビラの受け取りも、よく関心の高さを窺えたと思います。
また、宣伝に併せて署名や市民対話にも取り組んでいます。
ビラを受け取った人の中には、立ち止まって「今の政府じゃ駄目だ」「現状を打破するには、労働組合がもっと頑張らないと駄目だ」「どこの党に、投票したらええんや」など、多くの励ましをいただくなど、参加者も元気づけられました。20名程の方の中には、30分以上にわたり、持論を展開する人もいましたが、総じて、今の政治には疑問をもっており、私たちの訴えに賛同を頂けていると確信を持つことができました。
今、政府は国の責任を放棄する地方分権や道州制、民間能力の活用の名の下に公共サービスの切り捨てを進めています。職場は、定員削減で繁忙を極めており、なかなか外にでる運動が出来ていません。自らの仕事に誇りを持って、国民のための行財政・司法・医療・教育の確立が重要であると外に出て訴えることが重要であることを改めて認識しました。(YT)
全国のとりくみを広げよう
第3水曜日は、これまで定例宣伝行動としてとりくんできました。本年度の国公労連方針には、定例宣伝行動を明確に打ち出してはいませんが、これまでの実績をふまえ、各都道府県の状況に応じ、とりくんでもらうこととしています。
大阪国公のとりくみにもあるように、多くの人は労働組合に期待しています。労働組合ががんばっている姿を見せる手段として、宣伝行動を継続することは21世紀国公大運動を進める上でも欠かすことのできないものです。
繁忙を極める職場状況から、なかなか外に出る運動ができないとも思いますが、黙っていては何も変わりません。変えるためには行動するほかありません。
全国の仲間のみなさん。各地で仲間ががんばっていることを伝えたいので、とりくみに関する記事を遠慮なくどしどしお寄せ下さい。お待ちしています。(A.M)
以上
【※大阪国公より寄せられた記事を下に速報を作成しました】
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