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国公労連速報 2009年2月20日《No.2118》
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13.9兆円の内部留保を使えば雇用維持は可能だ!
「トヨタ総行動」でトヨタの社会的責任を追及
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【愛知国公発】トヨタ自動車の社会的責任を追及する第30回「トヨタ総行動」が2月11日、愛知県名古屋市・豊田市を中心に取り組まれました。
早朝は、トヨタ本社(豊田市)前と名鉄豊田市駅・JR刈谷駅での宣伝行動が地域労連を中心に行われました。
午前9時30分からは、名古屋駅のミッドランドスクエアビル前での宣伝行動が140名の仲間の参加により行われ、実行委員会側が用意した宣伝物が30分で無くなってしまいました。国公の仲間が用意した各単組の宣伝物があったため、なんとか1時間行うことができました。
全国から1600人「あきらめずにたたかえば勝利できる」と確信
この後、豊田市へ移動し、「09国民春闘トヨタ総決起集会」が山の手公園で開催され、全国から1600人の労働者が参加し、「あきらめずにたたかえば勝利できる」確信が広がりました。
中央からは、全労連大黒議長、国公労連上野組織部長、各単組本部役員が参加。中部ブロック国公内の各県国公は、県労連が用意したバスで参加し、愛知国公も含め国公労連の仲間は110人が参加しました。
集会では、全労連大黒議長が「非正規労働者が全国で40もの組合を結成し立ち上っており、反撃は始まっている。トヨタに対して社会的な責任を果たせと追及し、雇用維持と賃上げを要求していこう」と述べました。また、トヨタへの派遣労働者が決意表明にたち、「この間、派遣会社の不当な解雇に泣き寝入りしていたが、ついに組合を結成して会社側と交渉した。1回目では解雇撤回まで行かなかったが、2回目の交渉で解雇を撤回させ、私は給料が上がった。やっぱり組合をつくっていれば道は開けると思う」と発言し、大きな拍手を受けました。
「トヨタは地域経済を守れ」トヨタ本社までデモ行進
集会後、参加者は「トヨタは地域経済を守れ」「雇用責任を果たせ」などとシュプレヒコールしながらトヨタ本社までデモ行進しました。
デモ行進終了後、愛労連傘下の労働組合は、豊田市内にある3カ所の工場前で宣伝行動を行いました。仕事帰りの労働者に「株主優先から労働者・下請けに」などと書かれたビラを配り、「13.9兆円の内部留保を活用すれば、期間社員の雇用は守れます」と訴えました。
以上
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