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  国民のための行政・司法へ
国公労連速報 2009年4月1日《No.2156》
市民も組合員も笑顔あふれる!
鹿児島県国公「無料なんでも行政相談」
−「今後の人生に役立った」と市民から感謝の声が−
     
 

 

 【鹿児島県国公発】鹿児島県国公は2月21日、「無料なんでも行政相談」を実施しました。  当日朝は、2.9度と冷え込んだもののさわやかな晴れの天気となり、集合時間の9時には登記・相続・労働相談等、各専門分野のプロの相談員25名が結集しました。また、弁護士をはじめ年金者組合にも応援を要請し、駆けつけていただきました。

受付20分前から駆け付けた相談者が次々と

 1番乗りの相談者は、受付開始10時にもかかわらず20分前には受付を済ませ着席しました。その後も相談者は次々来場し、開始時刻の10時には7名に達しました。
 相談用のブースは、ワンフロアーを6つのブース(法律相談、裁判員制度手続き等、登記・人権・戸籍・相続等、雇用・労災等、年金関係、健康相談等)に区分しパーテーションもどきの壁で仕切って対応しました。
 相談内容については、当初、登記・相続に集中したため1つのブースのみでは相談者を待たせることとなったため、他の空いているブースも利用して無駄なく接することに切り替えました。この結果、相談内容によっては待ち時間に差はあるものの、トラブルもなく順調に進行することができました。各相談員のプロは、分厚い専門書を数冊用意し準備万端で臨みました。

小学生が熱心に「ミニ気象教室」に参加

 また、ミニ気象教室では、パソコンの前で小学校低学年と思われる子どもさんに気象のプロがマンツーマンで接しました。天気の話しに興味深く目と耳を傾けているその小学生の姿勢がとても印象的でした(写真右=小学生に天気の話)。
 相談者は、受付開始直後に集中したため、昼前から午後は緊迫状態から開放されましたが、終了間際にも来客があったため最後まで気が抜けませんでした。

 市民から「相談を定期的に開いてほしい」と大好評!

 相談終了後は、会場の玄関口で参加者による記念写真を撮りましたが、その姿に疲労感は漂うものの、皆満面の笑みに満ち溢れていました。
 相談には、終了時間の15時までに26名が訪れ、述べ21の相談が寄せられました。退場の際は、ほとんどの人が悩み事から解放されたような気分で「ありがとうございました」と、笑顔で会場を後にしました。
 また、アンケートでは、「親切に説明していただきとてもよかった」「非常に意義深く今後の人生に役立った」「相談にきてすっきりした」「このような相談を定期的に開いてもらったらありがたい」「悩みをかかえている人のためにも、この方面へ税金を使ってほしい」という感想がよせられました。
 市内での新聞折込み・ビラ配布で15000枚、その他、バス・市電への広告を行いました。私たち行政に期待する声を改めて痛感しました。
 このように、2009年2月21日は次回の行政相談に繋げる貴重な1日となりました。
 行政相談は、当日に至るまで4回の実行委員会を重ね、全法務を中心に取り組んできました。

全法務鹿児島支部は5つの地区で「法務行政相談所」ひらく

 なお、全法務鹿児島支部では、鹿児島地区(鹿児島市中央公民館)以外に5カ所地区で「法務行政相談所」を開設し、登記・供託・戸籍・国籍・人権問題について相談を行いました(実施日は全地域共に2月21日)。

(1)国分地区(霧島分会 8名) 相談件数(5件)国分公民館
(2)知覧地区(知覧分会 6名) 相談件数(1件)コープかごしま加世田店
(3)川内地区(川内分会 4名) 相談件数(3件)コープかごしま川内店
(4)鹿屋地区(鹿屋分会 8名) 相談件数(5件)コープかごしま鹿屋店
(5)名瀬地区(奄美分会 3名) 相談件数(4件)名瀬公民館金久分館


 (鹿児島県国公事務局長 大薄富士男・全気象)

以上

 
 
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