「仕事よこせ」霞が関に響く怒りの声
民間と公務が連帯した「12・16霞が関総行動」に1000人
国公労連は12月16日、東京国公が加盟する東京地評・東京春闘共闘主催の「仕事よこせ、職よこせ12・16霞が関総行動」に結集して、昼休みの厚労省前要請行動に1000人が参加しました(写真)。大企業などが429兆円もの内部留保を溜め込むなか、東京春闘共闘は「ふざけるな!大企業」と東京・首都圏の民間と公務の労働者が一緒に声をあげ、「大企業の溜め込みを労働者に還元せよ」「仕事よこせ」と終日、政府・各省庁に訴えました。
全厚生神奈川の仲間が現場から訴える!
冷たい風が吹くなか、「就職難を吹き飛ばせ!高校生に希望がもてる社会を」と高卒の就職保障を求めて座り込み行動を実施した全教・日高教の仲間。金融庁要請や国土交通省要請を行った東京春闘共闘と東京土建の仲間も厚生労働省前に駆けつけ、昼休みは公務・民間の労働者で騒然となりました。12時からはじまった厚生労働省行動では、東京地評の伊藤議長が主催者あいさつしたあと、全厚生、JMIU東京、全労連・全国一般東京、医労連東京、日高教、首都圏ユニオン6人が決意表明しました。
トップバッターとして、国公労連を代表して全厚生神奈川県支部の川名書記長がマイクを握り、「年金記録問題の責任を現場の職員に押し付ける『もの言えぬ』過酷な職場実態のなか、神奈川の社会保険事務所では副所長も含めて24名の採用辞退が出るほど深刻だ。憲法25条を生かし、国民が安心して暮らせる年金制度をつくるため、みなさんと連帯してたたかう」と現場の切実な状況と運動への支援を訴えました。
最後に、厚労省にむけたシュプレヒコールで、公務と民間の要求と参加者の怒りをぶつけ、政府の責任で労働者の雇用を守れと強く訴えました。
総理府労連・全国税・全税関が職場から駆けつける
国公一般と共同して早朝宣伝
国公労連は12月16日、国公一般と共同して8時30分から9時30分まで霞が関で早朝宣伝行動を実施しました。「非常勤職員の休暇制度の改善が実現」「あなたの職場にも労働組合があります」と訴えた非常勤職員むけビラを、財務省・文科省、外務省、内閣府で配布し、総理府労連(統計・恩給・公取職組)と全国税、全税関の仲間も参加して、労働組合への加入を元気に呼びかけました。
以上
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