中部各県国公が「総対話ＭＡＰ」運動！
　街頭宣伝や地元国会議員事務所要請など盛沢山

　【中部ブロック国公発】
　「総対話ＭＡＰ」運動も終盤を迎えた師走（12月）。遅々として進まなかった「総対話ＭＡＰ」運動を、何とかして全県で繰り広げようと試行錯誤。12月初旬から始めた学習会「日本年金機構発足で、どうなる年金」にあわせて、地元国会議員事務所要請、街頭宣伝、自治体要請などの行動を全県で展開することができました。
　中部ブロック国公は、春闘討論集会（12月23日）において、今回の「総対話ＭＡＰ」運動をしっかりと総括し、2010年春闘に引き継ぐことを確認しました。

　【愛知国公】
　「各単組の書記局は、本部等から送られてきた宣伝物が（大量に？）残っているはず。全部まとめて、大掃除しよう」
　愛知国公は12月19日の土曜日、各単組の宣伝物を一斉に配布しようと、名古屋市栄の三越前で「大宣伝行動」を実施しました。参加者は9単組・幹事会・ブロック国公の48名。なんと、サンタクロースとチンドンの女性も参加してくれ、華やかで元気が出た宣伝行動となりました。
　各単組や幹事会の代表がマイクを握り、道行く人にビラ入りティッシュを配布。幹事会が用意した宣伝物は瞬く間になくなったため、単組の宣伝物を皆で配布しました。
　単にビラなどを配るだけでなく、「華」があると宣伝にも力が入るものです。
謎のサンタさんとチンドンさん。応援、ありがとうございました。

　「総対話ＭＡＰ」統一行動2009inふくい！

　【福井県国公】
　福井県国公は12月16日（水）の午後から半日、「『総対話ＭＡＰ』統一行動2009inふくい」と題して、いろんなことを全部やる総行動を実施しました。
　総行動は２部構成で、「第1部」では、中部ブロック国公事務局長より情勢報告を受けた後、福井県国公の中矢事務局長が「くらし支える行政サービスの拡充を求める要請行動」を提起。参加した7名を3班に分け、地方機関の長と自治体の首長への要請行動を開始しました。
　要請先は、福井県・福井市・坂井市・鯖江市、法務局・裁判所・税務署・運輸支局・河川国道事務所等と多岐にわたりました。ある自治体の担当者は「定員削減は地方も同じ。要請の趣旨は理解する。しっかりと首長に伝える」と、いたって対応が良かったのが印象的でした。
　「第２部」は、午後6時から福井駅前で宣伝行動を実施しました。みぞれ交じりのなか、用意したビラ入りティッシュは瞬く間になくなり、行動参加者からは「寒いのに受取りは良かったね」と感想が出るほどでした。
　「カメラを用意すればよかった」と口惜しがる中矢事務局長。諸準備、お疲れ様でした。

　地元国会議員の秘書の対応は良好！

　【石川県国公・富山県国公・静岡県国公】
　石川・富山・静岡の3県国公は、年金学習会にあわせて、「くらし支える行政サービスの拡充」と「日本年金機構設置凍結」の二つの課題で、地元国会議員事務所への要請行動を展開しました。
　石川県国公は12月3日、東議長と全厚生愛知県支部の國枝書記次長と中部ブロック国公事務局長とで、民主党の国会議員の事務所2カ所を回りました。
　富山県国公は12月4日、元井事務局長と中部ブロック国公事務局長とで、民主党議員３カ所、自民党議員1カ所、社民党1カ所の計5カ所を回りました。
　静岡県国公は12月13日、幹事会を3班に分け静岡市を中心に回りました。
　小松市内の事務所では、あいにく秘書の方が不在でしたが、応対していただいた事務員の方に国の職場の実態をわかりやすく説明したところ、「公務員がこんなにひどい状況とは知らなかった。秘書の方に伝えます」との言葉をいただきました。
　また、富山県の自民党議員事務所では「政権が変わったことにより、地元での対応関係も変わった。来年7月の参議院選挙に向けて体制を立て直さなければならない」と、政権交代による地方での影響を切々と話しました。
　どの事務所もお茶やコーヒーを出して頂くなど応対は良く、私たちの「これ以上公務員が減ると、地域住民にサービスが行き届かなくなる。日本年金機構は凍結を」との主張を聞いてくれました。

　駅前宣伝行動も受取り良好！

　年金学習会を開催した、福井・石川・富山・三重・静岡では、「くらし支える行政サービス拡充」と「日本年金機構の設置凍結」を求める宣伝行動を、各駅前で行いました。学習会に参加する仲間が中心でしたが、幹事会が用意した宣伝物が数十分でなくなるほどの盛況ぶりでした。
（中部ブロック国公事務局長　丹羽佐俊）