【北海道国公発】
北海道国公は3月28日(日)、「雇用、くらし、平和のために声をあげよう」と牡丹雪の舞う札幌市内で開かれた3.28道民大集会(主催・同実行委員会)に参加しました。昨年の集会は、「構造改革にもう我慢できない」、自公民政権を変えようと5,000人の労働者や民主団体、道民が決起しましたが、今年は「変化をチャンスに、黙っていてはなにも変わらない」と、6,000人の仲間が結集。北海道国公の仲間も133名が集会警備や会場整備の要員も含め参画しました。
集会では、海上ヘリ基地建設反対・平和と名護市政民主化を求める協議会代表委員の大西照雄さんが、「名護にいらないものは、沖縄にも、日本にもいらない。全国で連鎖するたたかいが、日本から米軍基地をなくす日米安保条約解消の展望を見いだす」と熱い訴えに、会場は大きな拍手(手袋をはいているのでハタハタ)と連帯の声が響き渡りました
【参加者の感想】
● 全運輸航空では、遠くは稚内と紋別の分会からも参加し、千歳、札幌分会を合わせ4分会40名の組合員とその家族が「3.28道民大集会」に集結しました。
紋別分会からは、「3.28道民大集会では少しでも力になれるように頑張って参りたいと思います」と決意表明を頂き、支部に大きな力を与えてくれました。
雪降るなかの集会・デモでありましたが大いに盛り上がりました。(全運輸北海航空支部)
● 全労働は3.28道民大集会開催前、会場にて労動法制全国連絡会作成の独自ビラ付きティッシュの配布行動を実施しました。
ビラには「LABOR IS NOT A COMMCDITY 労働は商品ではない」のロゴで、「地域主権」改革は国の責任放棄であり、進めるべきでない。安心して働くことのできる社会をつくるためには働くルールを確立が急務であり、労働行政への期待が高まる今、なぜ定員削減か 等について訴えています。
当日は寒かったので、用意した1,000個ほどのティッシュは瞬く間になくなり、参加者の方も熱心にビラを見ていただいていました。(全労働北海道支部)
ナショナルセンター超え、年度末の3月31日に街頭相談
「反貧困ネット北海道」が、労働・生活の総合相談会
【北海道国公発】
道労連、連合北海道、弁護士、大学教授等が生活困難者の支援を行おうと、「反貧困ネット北海道」を立ち上げ、3月31日(水)に2回目の街頭相談会を行いました。br>
派遣打ち切りや生活保護申請支援の増が見込まれる年度の末日、札幌地下街のオーロラスクエアで、「派遣切りや多重責務、DVなど、困っていることがあればご相談ください。働きすぎて疲れていませんか、パワハラにあっていませんか、仕事を続けたいとの夢をあきらめかけていませんか」と道行く市民や春休みの旅行者、通勤・休憩中の労働者に声をかけました。3月23・24日には札幌市内のハローワーク前で、26日には札幌中心街で、相談会の案内呼びかけも行いました。br>
相談には、ビラを見た、新聞で知ったと63人が相談に訪れ、弁護士や司法書士、労働・生活相談員や医師のアドバイスを受けました。br>
北海道国公は、役員会でとりくみを確認し、事前の宣伝と当日の運営に代表が参加しました。反貧困ネット北海道副代表の川村雅則北海学園大学経済学部准教授の「職場やくらしのなかで、格差の存在していることをおかしいと思い、手を取り合ってその解決へ歩むことが、労働組合運動や市民運動に問われている」との言葉に、現実を見ない振りをする自分のなかの「敵」に対し、「ファイト」と勇気づけられるとりくみとなりました。
消費税増税反対!「4・1怒りの一斉宣伝」
北海道国公は4月1日、消費税廃止各界連がとりくんだ「消費税増税反対、食料品への非課税を」の街頭宣伝と国会請願署名行動に参加しました。札幌の商店街のスクランブル交差点で横断幕2枚を掲げ、別の角ではティッシュとビラでの宣伝と、消費税増税反対の緊急要求の訴えを行いました。この行動には、労働組合や民主団体、政党から20名あまりが集まりました。
北海道国公の上川事務局長は、昼休みの労働者や買い物客等に対して署名を訴え、一緒に国会へ声を届けようと呼びかけました。行動の中で、若者3人組は「税金の使い道が重要だ」、子どもと買い物に来た母親は「食料や子育てのお金にずっしりと税金がかかっている」、中年の男性は「街のなかを闊歩している人は、目をつり上げ道を譲ろうとしない。思いやりの心があれば、消費税反対の声がもっと広がる。みんな痛みつけられている」、と話しかけてくれました。
(北海道国公事務局長 上川明保)
以上
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