鳩山内閣が、「普天間基地の移設先を5月末までに決定する」とした重大な情勢のもと、4月14日夜、東京・日比谷野外音楽堂で、「普天間基地の即時・無条件撤退を求める4.14集会」が開催されました。この集会には、基地のない平和な日本を願う団体や労働組合などから5000人(国公労連200人)を超える人々が集まりました。
沖縄からは仲里国公労連中執を含む代表団15人が参加したのをはじめ、移設候補地として名前のあがった鹿児島県徳之島からも女性2人が参加し、大阪国公など各地から参加がありました。集会後、国会にむけて請願デモを行いました。
沖縄では、1月24日におこなわれた名護市長選挙で「名護市に新たな基地はつくらせない」との政策を掲げた稲嶺進氏が当選し、2月24日には県議会で、米軍普天間基地の早期閉鎖・返還と県内移設に反対する意見書が全会一致で採択されました。さらに県下41の全自治体が県内移設に反対を表明しています。また、鳩山内閣が「移設先」として検討している沖縄と本土の各自治体では、基地の押し付けに反対する決議が採択され、反対運動が大きく高まっています。4月25日には10万人規模の県民大会も開催されます。中央集会の成功は沖縄県民大会へむけて大きな連帯と激励となりました。
北海道 4.14退勤時デモ 道春闘共闘
10春闘勝利!! 沖縄にも、日本にも基地いらない!
「声をあげれば変わる」という政治情勢の変化をチャンスに、要求前進をめざして全道から6,000人が結集した「3.28道民大集会」から、熱い連帯が広がり、道都札幌の10春闘のたたかいは大きな励ましと元気をもらいました。いま、普天間基地の問題をはじめ、切実な国民の願いに背を向ける「民主党鳩山政権」に対し、不安と怒りが広がっています。
4月14日は、首都圏を中心に「沖縄県民と連帯し、普天間基地の即時・無条件撤去を求める4.14中央集会」が行われています。札幌においても、北海道春闘共闘に結集する労働組合や民主団体の150名が、仕事帰りに「4.14退勤時デモ」のとりくみを行いました。
北海道国公からは、全運輸航空9人、全労働8人、全通信6人、全法務5人、全気象5人、事務局1人の34人が参加し、「10春闘勝利、沖縄にも、日本にも基地いらない」とシュプレヒコールを行いました。(北海道ブロックより)
以上
|