2012年国民平和大行進が5月6日、北海道、東京を皮切りにスタートしました。北海道からは4コースが7月27日の東京をめざし、また東京をはじめ全国7コースが8月4日の広島をめざして順次スタートします。
東京キ 夢の島で出発集会開催
東京キ夢の島の第5福竜丸前広場では12時から出発集会が開催され、国公労連各単組からの120人を始め、900人が結集しました。
集会では4名の通し行進者の決意表明やウィーンで開かれているNPT再検討会議準備委員会へ派遣されている代表団からのメッセージ等が紹介されました。メッセージでは154万余筆の「核兵器全面禁止のアピール」署名が準備委員会議長へ提出されたこと、当地で行われた原爆写真展の成功などが報告されました。
昨年を上回る1,000人が行進に参加
その後増えた参加者を含め、約1,000人が夢の島を13時にスタート。国公労連は第4グループで、国公労連宣伝カーを先頭に約140名が、途中での突然の大雨や強風にあおられながらも、隊列を崩すことなく整然と行進しました。
今年は行進とは別に、新たに署名行動隊を休憩所近くの2カ所に配置し、署名を行いながら行進を迎え入れました。参加した国土交通労組の仲間は「小中学生やお年寄りがよく署名をしてくれました。第5福竜丸の事なども宣伝が行き届いており、知っている人が結構おられます」と語っていました。
さらに沿道アピール隊も組織され、行進をしつつ沿道の人にウチワやビラを配布したのも今年の特徴です。道行く人が、歩道からウチワをふりながら挨拶を交わしてくれるなど感動ものでした。途中で設けられた休憩所では地元の労組や民主団体からの差し入れもあり、感謝しつつひととき疲れを癒しました。
行進は17時半に本日の終着点港区芝公園に到着し、お互いの労をねぎらいつつ初日の行動を終えました。翌日は早くも神奈川県との引き継ぎとなります。
北海道でも元気に出発
東京と同時に北海道でも最北端、礼文島をはじめ3コースが出発、国公労連の仲間も駆けつけ、北の平和行進を支えました。
礼文島では朝8時からの出発式に国土交通労組北海道気象支部、全労働北海道支部が参加、通し行進者や公務共闘の仲間と共に15名でスタート。フェリーで稚内に渡った後、11時からの稚内集会も行われ、新たに国土交通労組北海道航空支部も加わりいよいよ北海道からの平和行進が本格化します。この他北海道では網走、根室からの行進も同時にスタートしています。
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