21日からはじまった、「国公労連全国縦断キャラバン」南コースのスタート県国公となった福岡県国公の行動は、博多駅前の早朝宣伝から、22日夕方の福岡第一合同庁舎裏中比恵公園での総決起集会まで、盛りだくさんの行動を取り組み大きく成功しました。
●1日目の行動
キャラバン行動ニュースbPで概要を報告したように、早朝の博多駅前宣伝行動には、寒風が吹きすさぶ中、13単組80名の仲間が参加した、一大宣伝行動となりました。4〜5割の人がビラを受け取ってくれ、8時からの1時間で、二千枚近いビラを配布しました。宣伝カーの壇上からは、国公労連藤田委員長をはじめ、全労働木下書記次長、福岡県国公野村議長、藤田副議長、九ブロ野田事務局長、筑後地区国公武田事務局長、福岡地区国公江崎事務局長らが、出勤途中の人たちに国民犠牲の行政改革に反対する運動を訴えました。
初日のその後の行動は、22日の赤旗新聞にも掲載された、21日昼休みの「国公労連全国縦断キャラバン出発集会」(7単組150名以上)と天神の昼休みデモ行進を成功させ、福岡県・福岡市をはじめ6団体への要請を行いました。県経営者協会への要請では、「大切なのは、国の仕事はどうあるべきかを考えるべきだ。民間の会社では、戦略を立て、最小の人員で強化すべき部門は強化し、整理する部門は整理しいる。今の時代、何でも国がやるのはいいかがなものか。一方で、弱者に対するセイフティーネットは、国でしっかり支えていく必要がある。行政の在り方を国民みんなで考え直す時代に来ているのではないか。」と述べられました。
●2日目の行動
2日目の行動は、野村県国公議長を総括責任者に、国公労連津田中執、全労働本部木下書記次長を含め8名で要請団を組み、北九州工業大学(国立)・国立福岡東病院への独法化反対の申し入れや北九州市、市職労への要請を行いました。昼休みには北九州市の門司港港湾合同庁舎前での総決起集会を成功させ、夕方の福岡第一合同庁舎裏中比恵公園での総決起集会で、佐賀県国公へキャラバンカーを引き継ぎました。
北九州工業大学での要請では、庶務課長から「通則法のままでの、国立大学の独立行政法人化は反対である。国大協を通じて、基礎研究の軽視と経費の削減は止めるべきだと訴えている」と国公労連の考えに同意できることを強調し、大学としても引き続き独立行政法人化反対を掲げて頑張ることを表明しました。国立福岡東病院での要請では、「独法化は法律で決まっているので、粛々と進めていくだけ」と答えながらも、「国立福岡東病院を守るため努力していきたい」と態度表明もされました。北九州市職労からは、堀田委員長、磯田書記長ら4名から、地方行政の新たな改革手法や内容のすさまじさについて説明されました。
昼休み北九州総決起集会では、8単組85名の仲間が参加し、春闘を闘い抜く決意を固め合いました。夕方6時からはじまった、福岡第一合同庁舎裏中比恵公園での総決起集会は、12単組210名の仲間の参加で、二日間の福岡での行動を締めくくりました。各単組の決意表明では、25%定員削減反対団体署名を地域に足を出し奮闘する決意と併せて、18日に人事院が調整手当の見直し基準を提案したことに対して怒りを訴え、国公労連・県国公に結集し奮闘する決意が述べられました。
「全国縦断キャラバン北コース」千葉(22日)
5か所で宣伝、総決起集会も
キャラバン行動2日目、千葉県内行動は、朝7時30分から8時30分の千葉駅頭宣伝でスタート。中央オルグの国公労連遠山副委員長、全司法新階中執を含め25人が参加。当初予定していた場所は、先に民主党国会議員が宣伝を始めたため、急きょそごうデパート前に場所を変更し、県国公平出議長、国公労連遠山副委員長、全司法新階中執、全労働千葉支部林委員長が、通勤・通学客に向けて25%定員削減反対、国民生活重視の行財政実現を訴えました。
つづいてJR稲毛海岸駅(9時30分〜10時30分)、高浜団地(9時30分〜10時30分)、幸町団地(11時〜11時30分)で宣伝を行いました。高浜団地、幸町団地の宣伝は当初予定していませんでしたが、JR稲毛海岸駅の人通りが少ないため急きょ設定、ビラの各戸配布を行いました。
12時15分から45分まで、千葉地方合同庁舎前で、50人が参加し、春闘勝利総決起集会を行いました。県国公平出議長、国公労連遠山副委員長、全司法新階中執があいさつし、2.25房総半島総行動への参加の訴えを中心とした連帯のあいさつが千葉県労連山口副議長からありました。
その後、再び稲毛海岸駅で宣伝行動を15時45分から16時15分まで行った後、17時にJR取手駅で茨城県国公にキャラバンカーを引き継ぎました。
当日は好天に恵まれたものの、風が冷たく、駅頭宣伝でのビラの受け取りは芳しくなかったものの、行動参加者はそれにめげず奮闘しました。
協 力 の お ね が い |
- このニュースでは、「全国縦断キャラバン行動」の様子を、速報で職場につたえていきます。ニュース記事は、各県国公からの報告、中央からのオルグ派遣者の報告などを参考にして掲載しています。
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- みんなの力で「全国縦断キャラバン行動」を大きく成功させましょう!
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