「キャラバン行動ニュース」2000年3月14日第18号
静岡大学学長と独立行政法人化反対で懇談
--全国縦断キャラバン北コース 静岡(3月13日)--

 全国縦断キャラバン行動北コース、静岡県国公の行動は、7時30分からの浜松駅前宣伝行動からスタートしました。行動には、浜松地区国公や大学の仲間をはじめ4単組18名の参加し、行革宣伝ビラ約800枚を配布しました。
 宣伝を終えたキャラバン隊は、2班に分かれて、当局要請を行いました。国公労連伍中央執行委員が入った1班は、静岡大学、工学部長及び情報学部長に対して、それぞれ独立行政法人化反対要請書を手渡し、10分程度でしたが懇談を行いました。全港建後藤委員長が入った2班は、磐田職業安定所長、磐田労働基準監督署長に対して、それぞれ25%定員削減反対要請書を手渡し懇談を行いました。
 当局要請後合流して、島田駅前において、集会までの30分程度でしたが、街頭宣伝を行い、10名で50枚の宣伝ビラを配布しました。
 昼休みには、島田労働基準監督署東側の公園において、昼休み決起集会を行いました。集会には、近くの島田職安、島田基準、法務局島田出張所の仲間をはじめ29名の参加で行いました。集会では、25%定員削減など行政減量化の攻撃を跳ね返し、国民本位の行財政を確立するため、25%定員削減反対団体署名を武器に地域に打って出ることを意思統一しました。
 集会後、島田労働基準監督署、島田職業安定所への要請を行いました。対応した監督署飯村署長は、調整手当改悪反対で静岡と愛知の当局が、人事院事中部事務局に申し入れたことを明らかにしまし、「調整手当見直しの指標として、労働省の賃金統計を使うのは心外である」と怒りをあらわにしました。

多くの議員は独立行政法人の何たるかを理解してない
 続いてキャラバン隊は、静岡大学への要請を行いました。要請には、国公労連伍中央執行委員、全港建後藤委員長、県国公役員、静岡大学職組委員長など6名が参加し、大学からは、佐藤博明学長自らが対応しました。また、中日新聞の記者も同席取材しました。冒頭、佐藤学長に要請書を手渡し60分程度大学の独立行政法人化についての懇談を行いました。学長から、「国大協としても意見は様々で、一ツ橋大学長の独立行政法人推進派、鹿児島大学長の反対派などいろいろだ。定員削減を秤にされて、迷っているところが多いが、独立行政法人通則法での対応に反対で、ともかく一致している」「自民党の麻生勉強会で、国大協として意見交換をしているが、議員の多くが独立行政法人の何たるかも理解していない」との発言がありました。
 大学への要請後、静岡市内の繁華街で街頭宣伝を行いました。県国公の仲間も含めて13名で150枚の宣伝ビラを配布しました。
 その後、18時から青葉公園で、5単組約100が参加し決起集会を行いました。決起集会では、公務労組、高教組委員長からあいさつを受け、各単組が決意表明を行いました。集会後商店街を通って静岡駅前までデモ行進を行いました。
 静岡でのキャラバン行動は、明日まで続きます。
(以 上)

お 詫 び と 訂 正 ・ 協 力 の お ね が い
  • 3月10日付けキャラバン行動ニュースbP6号、高知県国公3月9日の行動記事において、ミロク労組の名称をミクロ労組と誤って掲載しています。関係者にお詫びするとともに訂正させていただきます。
  • みんなの力で「全国縦断キャラバン行動」を大きく成功させましょう!

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