4月10日から再スタートした全国縦断キャラバン後半、北コースは、福井県国公から4月28日の北海道まで、19日間11県を繋ぎます。
10日、福井でのキャラバン行動は、前日キャラバンカーを搬送した、国公労連岡部中央執行委員・全港建山下書記次長らも参加して、JR福井駅前と春山合庁前の早朝街頭宣伝からはじまりました。宣伝行動には、9単組22名の仲間が参加しました。
その後、キャラバン隊は、地元選出の国会議員事務所への要請を行いました。5単組7名で、辻一彦(衆・民主)、山崎正昭(参・自民)、松村龍二(参・自民)、笹木竜三(衆・無)、牧野隆守(衆・自民)議員事務所を訪問しました。
各事務所とも総選挙が近いこともあってか、比較的に好意的な対応はでした。ほとんどが秘書対応でしたが、山崎議員については本人が対応し「来意については理解できる。必要なところについては増員が必要であると思っている。行政サービスは低下させてはならない。合理化は必要だが、人を減らすことだけが良いとは思っていない」と私たちの主張に理解を示してくれました。
また、国立病院福井療養所が敦賀病院と統廃合されることについて、地元の検討委員会が3月末に報告書を出したので、このことについても考えを聞きましたが、「原発の地域振興に期待している。県がちゃんと考えているだろう(松村議員秘書)」のように、原発依存を明らかにするところもありました。
大学の独立行政法人化については、「議員も私も福井大学の付属出身なので、思い入れがある。産官学の話で学長とも懇談している(笹木議員秘書)」と、独法化に反対の姿勢を見ら示してくれたところもありました。
キャラバン隊はその後、春山合同庁舎前で昼休み決起集会を行いました。集会には、9単組約50名の仲間が参加しました。また、県労連北出議長があいさつに駆け付けてくれました。昼休み30分程度の集会でしたが、地域で職場で更なる奮闘することを意思統一し集会を終えました。
キャラバン隊は、県知事(対応:労働政策課長)、県議会長(対応:議会事務局長)への要請を行いました。国公労連岡部中央執行委員、全港建山下書記次長を含め、5単組7名での要請行動を終えたキャラバン隊は、キャラバンカーを石川に引き継ぎました。
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