国家公務員の25%定員削減を許さず、国民本位の行財政・司法の実現を目指す国公労連の全国縦断キャラバン隊(南コース)は、4月17日、18日と大阪入りしました。
大阪国公は、この全国縦断キャラバンを、独自キャラバン行動を含め、2次にわたって取り組んでいます。2月21から25日までの第一次キャラバン(独自行動)では、「2・25怒りの総行動」とも連動させ、国立病院・療養所の統廃合・独立行政法人化、国立大学・高専の独立行政法人化に反対する行動として、当局要請や駅頭宣伝を展開しました。
今回の、4月17日から25日までの第二次キャラバンは、17日、18日の国公労連全国縦断キャラバンに引き続き、19日は北河内地区国公で調整手当改悪阻止学習総決起集会や駅頭宣伝を、21日は港・西地区国公で対角線交渉を、26日には関空連絡会で各戸ビラ配布と駅頭宣伝を配置しています。
□■ 17日 大阪市内キャラバン行動 ■□
全国縦断キャラバンと連動初日の行動は、2班に分かれ当局要請と街頭宣伝を行い、夕方合流して大規模宣伝を行いました。
全厚生杉下委員長をはじめとした当局要請班は、北・淀川地区国公の裁判所、法務局、国税局、労働局など、管区当局に対して要請を行いました。
一方、国公労連山川中央執行委員をはじめとした大阪市内キャラバン宣伝班は、8時からの淀屋橋でのスタート宣伝行動を皮切りに、退庁時の谷町筋大規模宣伝行動まで、市内8カ所で旺盛な街頭宣伝を行いました。
スタート宣伝行動では、「大阪争議団共闘」と淀屋橋の橋の上でバッティングしてしまいました。新聞報道にあるように、三和銀行での不当な戒告処分の取り消しを求めた裁判の判決日でした。本来なら大阪国公としても支援に行くべきところですが、国公労連全国縦断キャラバンと日程が重なっているので「ごめんなさい」をしていました。13名の仲間が参加した街頭宣伝行動は、9時まで10分毎に、互いにエール交換をしながら、交替で行いました。報道にもあるとおり、三和争議は勝利判決が出たので少々ほっとしています。
キャラバン宣伝班はその後、梅田、南森町、天満橋松坂屋前、京橋、都島、遅いお昼の後、今里と街頭宣伝を行い、17時30分から谷町筋大規模宣伝行動へ突入しました。
谷町筋大規模宣伝行動では、大阪合同庁舎一号館、三号館のある一丁目から、法務合庁前を経て、二号館・四号館のある四丁目まで、4カ所で52名の仲間が参加して行革宣伝ビラの配布を行い、谷町筋を大いににぎわしました。
□■ 18日 堺地区国公・豊能地区国公での当局要請行動 ■□
18日は2班に分かれ、堺地区国公と豊能地区国公内の当局要請を行いました。夕方はそれぞれ、堺市役所前及び阪急豊中駅前で街頭宣伝を行いました。要請行動には、国公労連山川中央執行委員、全厚生杉下委員長や大阪国公役員をはじめ、堺地区国公から7名、豊能地区国公から5名の仲間が参加しました。
2日間の全国縦断キャラバン行動を終え、キャラバンカーを兵庫県国公へと引き継ぎました。なお、引き続き大阪国公第二次キャラバンは、25日まで大阪府内で展開します。
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