国公労新聞 第1211号 |
●総人件費削減阻止へ夏季闘争に全力 国公労連第123回拡大中央委員会ひらく 国公労連は6月3日、第123回拡大中央委員会を開催し、「05夏季闘争方針」と「05勧告期における対人事院要求」を決定しました。夏季闘争方針のポイントをみてみましょう(05夏季闘争の主な行動展開:PDFファイル100KB参照)。 ◇7.26中央行動に最大結集
◇全組合員「要請書」行動、全県集会、人事院包囲を
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●第123回拡大中央委員会 勧告期要求を決定 一人の賃下げも許さない 国公労連第123回拡大中央委員会は、人事院勧告に向けた重点要求を決定しました。 要求では、05年春闘期の全労連・国民春闘共闘委員会のたたかいの到達点の05年勧告への反映を迫る「1000円ベア要求」も掲げました。 拡大中央委員会では、「賃下げとなる給与構造・地域給『見直し』反対」をより強調すべき、との立場での「要求の組み替え」の修正案も提出されました。 そのことにも端的に示されるように、政府の総人件費削減圧力が強まるもとで、5%以上の本俸引き下げなどを内容とする給与構造・地域給「見直し」に反対し、その検討の修正を迫ることが、今夏勧告の最大課題です。この点は、拡大中央委員会の総意でもあります。「一人の賃下げも許さない」との決意をより強調する意味でも、「1000円ベア要求」を掲げています。 ◇措置案ふまえた要求事項も 人事院は、5月18日に給与構造等「見直し」の措置案を提案してきています(本紙6月1日付で詳細)。その内容もふまえて、「55歳昇給停止の廃止」など給与制度の改善要求も確認しています。 今年の勧告では、給与構造等「見直し」と例年どおりの「ベア配分」が渾然一体で行われ、かつ給与制度全体が見直し対象になっていることから、ポイントとなる制度改善要求も対置しています。 ◇働くルール確立の重点要求 勧告にむけては、長時間労働の是正、ただ働き残業の撤廃や、就学前までの育児休業制度・部分休業の延長等、非常勤職員の均等待遇要求、さらには雇用と年金の連携が確保できる再任用制度の改善などの要求も掲げます。 春闘期の人事院との交渉経過もふまえれば、部分休業の延長と、非常勤職員の均等待遇実現の要求が、最重点の課題です。 ◇2005年人事院勧告にむけての要求書 (賃金、給与構造にかかわる主な要求要旨)
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●ストップ!給与構造改悪 地域給阻止北海道連絡会が決起集会 【北海道国公発】 5月31日、地域給・給与構造改悪阻止北海道連絡会は札幌市内で決起集会(写真上)を開き、350人が参加しました。集会に国公労連本部から小田川書記長がかけつけ、人事院の「措置案」を中心に報告。(1)賃下げによる歳出削減、(2)公務員労組弾圧、(3)悪政の言いなりになる公務員への改造のため、この「地方切り捨て・キャリア優遇」「差別と競争」の構造改革を行おうとしている政府・財界のネライを明らかにしました。 全印総連札幌地連の仲間からは、「こんなことされたら間違いなく民間でも導入されて今でさえ厳しい労働条件がもっと悪くなる。全道の民間労働者のためにもがんばってくれ」とエールが送られました。 給与構造改革は、今年の勧告に止まりません。大改悪のスタートです。参加者はこの攻撃をなんとしても押し返し、政府・財界の思いどおりにはさせない決意を固めあいました。 |
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●「9条を守る」広く共同 5.27集会に2400人 【北海道国公発】 「有事法を発動させない!憲法九条改悪反対」を掲げて5月27日、陸・海・空・港湾労組20団体や全労連、宗教者、市民団体などの共同の集会が東京・日比谷野外音楽堂で開かれ、2400人が参加しました。 九条の会の小森陽一事務局長(東京大学教授)は「憲法九条が体を張って平和を守っているように、私たちは体を張って運動をつくっていこう」と呼びかけました。マスコミ九条の会など市民団体も次々訴えました。 労働組合の決意表明では、集会参加の労組代表がのぼり旗を手に一斉に登壇しました。 全日本海員組合の藤沢洋二副組合長が「ナショナルセンターの違いを超えて、憲法九条改悪反対の一点でたたかう」と力を込めて決意表明しました。 集会後、銀座までデモ行進しました。 |
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●個人情報保護に関する宣言
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