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国公労連は本日、公務労組連絡会に結集して、調整手当ならびに総定員法の改悪阻止、公務員制度の民主化、国民本位の行財政・司法の確立、リストラ「合理化」反対、解雇規制・労働者保護法の制定などを求めて第四次中央行動を実施しました。 この日は海事職俸給表を適用されている国公船舶労働者も、早朝の宣伝行動から「2000年総行動」を展開しており、昼休みは公務労組連絡会と東京国公船舶連絡会の共催で人事院前要求行動を実施、約1,000人(国公労連は各ブロック・調整手当該当県国公の代表も含めて550人)が参加しました。 また、すべての衆議院議員に対して、国家公務員の25%定員削減に反対し、総定員法改悪案の徹底審議を要請する行動も併せて展開しました。 |
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昼休みの人事院前要求行動(パートT)は、公務労組連絡会・山口副議長の主催者あいさつで始まりました。 闘争報告にたった東京国公・牛越事務局次長(船舶連絡会事務局)は、11時から行った人事院交渉の結果(国公FAX速報N0 1066参照)にもふれながら、国家公務員のわずか0.36%、1740人というきわめて少数ながら海事職の仲間は、年間約180日も家族や一般社会と離れて海洋気象観測や漁業資源調査・取り締まり、海洋流出油の回収、航海訓練など地球環境の保全や国民生活に密接にかかわる分野の行政を担っていることを紹介。しかし、人事院は海上労働の特殊性を正当に評価しないばかりか、昨年の勧告で海事職の賃金水準を実質的に切り下げたことをきびしく批判し、少なくとも従前の対応に戻すことを求めて人勧期に向け、たたかいを強化していくことを呼びかけました。 これを受けて、水産本庁の漁業取り締まり船「白嶺丸」の南野さん、東京水産大学職組委員長の宮崎さん、全厚生書記次長の山本さん、長崎高教組書記次長の山口さん、大阪自治労連執行委員の大下さんから、次々に職場の実態をふまえた切実な要求や、調整手当改悪を許さずたたかう決意が表明されました。5人の決意を参加者全体の総意として大きな拍手で確認した後、山川青年協議長の音頭でシュプレヒコールを人事院にぶつけました。 若干の休憩を挟んで人事院前要求行動(パートU)が行われました。 パートUでは、調整手当の「見直し」改悪に関する状況やこの間のたたかいの到達点について、公務労組連絡会・吉良事務局次長から報告を受け、シュプレヒコールを浴びせながら各ブロック・地域代表の決意表明が続きました。 大阪から参加した近畿ブロックの滝口副議長は、「人事院はその存在と同様に所在地も霞ヶ関の端っこに追いやられている感じがする。調整手当の改悪には、組合員だけでなく当局の管理者も含むすべての職員が反対している。近畿では89の出先機関の長も人事院に要請をしており、直ちに作業を中止すべきだ」と声を張り上げていました。 なお、調整手当改悪反対署名の第3次提出行動も行われ、国公労連として25,295筆(累計で157,948筆)となりました。 |
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午後の人事院前要求行動(パートU)と並行して、国公労連は独自に約100名が参加して国会議員要請行動にとりくみました。衆議院内閣委員会で審議されている総定員法の改悪に反対し、本日だけで衆議院の全議員に対して慎重審議を要請しました。 職業安定所や航空管制など、職場の現状を参加した仲間が直接説明すると、対応した秘書も「たいへんなことは良くわかった。さっそく議員に伝える」との反応もありました。ちょうどこの時、委員会で趣旨説明が行われているなかでの要請となり、タイムリーなとりくみとなりました。 |
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14時から、舞台を日比谷公園野外音楽堂に移して中央総決起集会が行われました。 以 上 |