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| 第150臨時国会の開会日の９月21日、国民大運動実行委員会、中央社保協、全労連などが共同し、衆議院議員面会所で国会議員要請行動にとりくみました。 臨時国会では、民意をゆがめる参議院選挙制度の改悪をはじめ、国民にさらなる負担増をせまる医療保険制度の改悪、前回の国会で廃案となった少年法「見直し」改悪、さらには、公共事業中心のゼネコンへのバラマキをいっそうすすめる大型補正予算など、民主主義破壊、国民犠牲の数々の悪法を、自公保三党が強行しようとしています。 こうしたもとで、諸悪法をゆるさないたたかいを急速に発展させることがもとめられています。昼休みの時間帯に開催された衆議院議員面会所集会には、よびかけにこたえて、労働組合・民主団体からたくさんの人たちがかけつけました。 国会情勢報告をかねてあいさつした日本共産党の吉井秀勝衆議院議員は、「拘束名簿式から非拘束名簿式にあらためようとする参議院選挙制度の改悪は、かつての全国区選挙を再現し、『銭酷区』や『残酷区』などといわれたカネのかかる選挙へと後戻りさせるもの」と制度の問題点を指摘し、「久世前金融再生委員長のヤミ献金疑惑への国民批判を、選挙制度の問題にすりかえるもの」とし、この制度改悪の強行を絶対に阻止するため、国会内の野党とも結束してたたかっていく決意を明らかにしました。 その後、国民救援会や消費税廃止各界連絡会など各分野から７名の決意表明があり、最後に、当面の国会行動や「11・18国民集会」の成功にむけた行動提起を参加者全体で確認し、要請行動を終えました。 参議院選挙制度の改悪阻止で日本共産党が申し入れ --松本善明衆議院議員が国公労連本部を訪問-- 21日午前、日本共産党の松本善明衆議院議員が、参議院比例代表選挙制度の改悪をゆるさない緊急申し入れのために国公労連本部を訪れました。松本議員からは、国会情勢や要請の趣旨がのべられ、選挙制度の改悪をゆるさないために、日本共産党をはじめ他の野党とも共同したたたかいを強めてもらいたいこと、そのために、労働組合として学習会や街頭宣伝、国会議員要請などあらゆる可能な行動を展開すること、また、当面９月27日に予定されている日本共産党国会議員団との懇談会への参加などについて要請がありました。 申し入れをうけた堀口委員長は、要請の趣旨を積極的に受けとめ、民主主義の根幹にかかわる重大な問題であり、国公労連としても、臨時国会の重点課題としてとりくみを強化したいとの決意を明らかにしました。（以上） |