新世紀メーデーを大きく成功させ公務員制度改悪はねかえそう
(「国公FAX速報」2001年4月20日付)

 21世紀最初のメーデーが近づいています。とりわけ今年のメーデーは、私たち国公労働者にとって、「公務員制度改悪」をはじめとする激しい攻撃がかけられる中での開催となります。「はたらくルールの確立」「社会保障の充実」「国政革新」などの課題とともに、「国民いじめの公務員づくりを許さず、国民の命と暮らしを守る民主的公務員制度・行政の確立」をめざして、新世紀メーデーの成功に向けた全国の国公労働者の大きな奮闘が求められています。
 とりわけ、東京の中央メーデーは、全労連結成以来はじめての代々木公園開催となります。いちだんと広くなった会場に、多くの仲間を集めようと、職場の取り組みがすすんでいます。今回は、全法務東京支部のメーデーに向けた意気込みを紹介します。

たくさんの仲間と「でっかいデコレーション」で
13年ぶりの代々木公園でアピールしたい【全法務東京支部】


 中央メーデーの会場で、ひときわ目を引く大きなこったつくりのデコレーション。全法務東京支部の仲間がつくりあげるデコレーションは、毎年、中央メーデー会場を楽しく飾り、働く仲間を励まし、デモ行進では沿道の市民にアピールして、デコレーション・コンクールでも入賞の常連となっています。
 全法務東京支部メーデー実行委員長の斉藤明良さんは、「今年の中央メーデーは、なんと言っても13年ぶりの代々木公園ですし、デモ行進も繁華街を歩くので、大きくアピールできるインパクトのあるデコレーションをつくりたいですね」と5月1日に向けた抱負を語ります。
 そして、同支部メーデー実行委事務局長の内藤哲哉さんは、「いま、公務員制度改悪をはじめ私たちにかけられている攻撃はたいへんなものがありますが、国民のための公務員制度・行政体制づくりに向けて、職場から多くの仲間で元気よくメーデーに参加できるよう現在準備を進めています」と語ります。
 全法務東京支部は4月9日にメーデー実行委員会をたちあげ、デコレーションや巨大な横断幕を中心とする目立つ宣伝物づくりに取り組んでいます。毎年60人もの仲間がいろいろなアイデアを出しながらデコレーションづくりにかかわり、メーデー当日に向け、みんなでワイワイ盛り上がりながら、団結も深めて、デコレーションを完成させていきます。
 「たくさんの職場の組合員が自分の要求も持ち寄り、楽しみながら力を合わせて、デコレーションをつくりあげるので、苦労すればするほど、みんなのメーデーに対する思い入れが強くなって、メーデー当日も組合員みんなではりきってアピールできます。今年は、広い代々木公園に、職場から大きく参加して、公務員制度改悪攻撃をはねかえしていきたいですね。全国の国公の仲間のみなさんも、たくさんの職場の仲間と参加して、いっしょにメーデーを楽しみましょう」(斉藤実行委員長)


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