★と き |
5月3日午後1時(12時30分開場) |
★ところ |
日比谷公会堂(参加無料、集会後銀座パレード) |
★主 催 |
2001年 5・3憲法集会実行委員会(国公労連も加盟する憲法会議等が事務局団体を構成) |
★プログラム |
○評論家・加藤周一さんや作家・澤地久枝さんのスピーチ
○土井たか子・社会民主党党首や志位和夫・日本共産党委員長など各界からの発言
○中高校生・大学生らの憲法劇
○チェロ演奏・福村忠雄(東京フィルハーモニー交響楽団所属) |
※この集会は、非暴力、他を誹謗しないことを確認しあって開かれます。
★2001年5・3憲法集会を成功させましょう 著名人からのメッセージ
○吉永小百合(俳優) 「永久に戦争をしない」と誓っている憲法第9条を、みんなで、しっかり守りましょう。
○加藤 剛(俳優) 人には生きるとう輝かしい権利があります。ですから「人を殺さぬ」ことは人の権利なのです。この権利を抹殺した世紀--殺戮の20世紀を終えた今、私たちは世界に誇る日本最高の文化「日本国憲法」の輝かしさに改めて気づかねばなりません。
○喜納昌吉(歌手) 憲法には守るべきものと変えるべきものがある。大切なのは「戦争改憲」か「平和改憲」かという「改憲」の中身です。すべてを破壊する戦争改憲ではなく、すべての基地を花園に変えるような、憲法に「改憲」しよう。すべての人の心に花を
○辛 淑玉(人材開発コンサルタント) 改憲論者は、日本国憲法はアメリカからの押しつけだというが、ならば当時の日本人がこれ以上の憲法を作れたのだろうか? 現行憲法をまともに活用できない日本人に日本国憲法はもったいないくらいだ。
生かそう憲法、高くかかげよう第9条
「2001年 5・3憲法集会」の成功のために
戦争の惨禍があいついだ20世紀が終わり、日本でも世界でも、人びとは21世紀を「平和の世紀」にしたいと願っています。私たちは、1999年のハーグ世界平和市民会議が日本の憲法第9条を世界に拡げようと呼びかけたこと、2000年に南北朝鮮の対話と緊張緩和が進展したことなどに、世界の人びとの平和への心を強く感じています。平和な世界を実現するためには、一人ひとりの市民が努力をし、力をあわせなければなりません。
けれども日本では、憲法改悪をねらって一年前に国会に憲法調査会が設置され、危険な動きが強まっています。調査会では、改憲派が持ち出した「押しつけ憲法」論は破綻しましたが、今年は条項別の検討や地方公聴会の開催、衆参両調査会の連携などを進め、改憲の流れを加速させようとしています。これと並行して、いくつかの政党も独自の改憲案をまとめる作業を始めています。
改憲派は、憲法前文をはじめ全面的な改悪を考えていますが、最大の焦点は第9条であり、調査会でも「9条を守れ」という主張と激しく対立しています。すでに、憲法に反する周辺事態法が制定され、盗聴法が成立し、「日の丸・君が代」が法制化されて強制され、教育基本法の見直しが日程にのぼり、さらに有事立法さえ進めようとしています。憲法改悪はその総仕上げとして、日本を「戦争ができる国」「人権を制限する国」にしようとするものです。
私たちは、日本をこのような危険な方向に向けることには強く反対します。憲法の大きな危機に対し、いま全国で、「生かそう憲法、高くかかげよう第9条」という声が高まっています。それは、平和を願う世界の人びと、とりわけアジアの人びとの気持ちとも響きあうものであると信じます。
私たちは、憲法改悪に反対し、第9条を守ろうとするすべての人びとが力をあわせ、この声と運動をさらに大きくひろげることを願い、今年5月3日の憲法記念日に、共同して大集会を開きます。私たちは同時に、このような共同行動が全国各地でも発展することを期待しています。
この「2001年 5・3憲法集会」の成功のために、ご賛同、ご協力くださいますようお願い申し上げます。
生かそう憲法、高くかかげよう第9条「2001年
5・3憲法集会」実行委員会
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