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★連日のロングラン休暇宣伝行動 −医療改悪ねらう小泉首相への怒りとともに、「悪政を許さないで」と市民に訴えられ、行動参加者ふるい立つ 〈愛媛県国公〉 |
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愛媛県国公は、「4・12国民総行動」の成功に向けて、県国公独自の「休暇宣伝行動」を3日連続で行うことにしており、4月10日から取り組みをスタートさせました。 「休暇宣伝行動」の初日となった10日は、松山市駅前の広場で、午前11時から午後2時までの3時間実施し、4単組(全労働、全司法、全法務、全通信)のべ33名の仲間が結集し、ハンドマイクによる訴えと、宣伝ビラの配布、「健康保険本人3割負担など患者負担の引き上げ中止を求める請願署名」の獲得に奮闘しました。 宣伝内容が医療改悪反対ということもあって、市民の反応もよく、配布したビラは約1200枚、署名は約300筆獲得しました。以外と子どもが少なく、風船によるアピールの効果はあまりありませんでした。 宣伝行動は、11日と本命の12日と行動は続きますが、地域において、国公労働者としての役割を発揮し、さらなる奮闘をしたいと思います。 最後に、宣伝行動で奮闘した仲間の声を紹介します。 「医療改悪ねらう小泉首相に対する怒りとともに、悪政を許さないでと市民の方から逆に訴えられました。署名もばっちりOKです」(全法務の二宮さん)、「署名に協力いただいた方から、“がんばってください”と励まされました」(全司法の瀧本積さん)。 (愛媛県国公事務局長・山内哲秀メール通信員発) ★休暇宣伝&キャラバン3日目〈宮城県国公〉 −自治体首長が「小泉改革は地域住民いじめ」と批判− 4月10日、休暇宣伝行動週間の中日、宮城県国公は、休暇宣伝&キャラバン行動3日目の取り組みを行いました。 午後に訪問したある町では、到着するなり町長室に案内され、「あなた方の主張はよく分かります」と第一声! 医療制度の改悪反対、働くルールの確立を求める私たちの要請を聞くなり、町長は話し始め、「国の行政、政策は間違っている」「なんのことはない、自分たちの政策の誤りで生じた財政赤字を、国民に押しつけようとしている」「私たちは、末端の(住民に一番近い)者として、住民の利益を守っていかなければならない」「小泉内閣は、弱い者いじめをしている」「小泉内閣の改革は、改革ではない」「倒せる者なら、小泉内閣を倒したい」「自治体(首長)は、みんな同じように思っているはずである。自治体が一緒になって声を上げる機会を狙っている」と、どちらが要請に行ったのか分からなくなるほどでした。 思わず、「そんなに過激なことおっしゃっても良いんですか?」と聞くと、「そんなことは、当たり前のことだ」という返事が返ってきました。さらに話は続きます。「地方自治、権限移譲と言いながら、交付金を増やさない、それどころか、一方的に減らしてくる」「そもそも、交付金というものは、地方自治体で使うべきものを国が預かって(管理して)いるものであって、頭を下げて、うちにくださいというようなものではない。それを一方的に減額するというのは問題外」「自治体の合併推進は、体のいい自治体つぶしで、住民からますます遠ざかる」などなど。様々な課題があるが、その根っこは一つ、国民犠牲の「小泉改革」にありということで、盛り上がりました。一つだけ気になったのは、アメリカに従属した、国民犠牲と大企業のための自民党政治への批判ではなく、批判の対象が一人小泉内閣にむけられたことでした。 もう一つの自治体の町長も、「要請の内容はみな理解できる。町として直接国にものを言う機会はないが、6団体などを通じてものを言っていきたい」との回答をいただきました。 独立法人化の準備が進められている国立宮城病院への要請行動は、独立法人化反対、地域に密着した医療の実現と、労使関係の健全化を求める要請書そのものは受け取っていただけなかったものの、全医労の方のご尽力があって、意見交換としての場を設けることに成功し、要請を実施しました。 そして何よりの収穫!お昼に食べたホッキ飯(ホッキ貝がたっぷりのったご飯に、ホッキ貝の入ったお吸い物、新鮮な烏賊の刺身と少しの漬け物つき)のなんとおいしかったこと。ここに要請に来るならこの季節だよ。小泉改革に怒りをぶちまけたあの町長は、ここからエネルギーを得ているんだな、きっと。 (宮城県国公副議長・岩崎仁次メール通信員発) ★8日から11日で3万枚のビラ配布〈香川県国公〉 香川県国公は、4月8日から11日まで、「4・12国民総行動」の成功をめざす「休暇宣伝行動」として、宣伝ビラの各戸配布行動に取り組みました。国公労連・公務労組連絡会作成のビラはもちろんのこと、香川社保協が作成した医療改悪反対阻止のビラ3万枚を各戸に配布しました。香川県国公は、4・12国民総行動の当日も、医療改悪阻止、雇用・暮らし・いのちを守る取り組みの先頭に立って奮闘します。 (香川県国公事務局長・藤沢義輝メール通信員発) 以 上 |