国公FAX速報 2002年4月12日《No.1245》
|
|
東京では財務・金融共同行動、国会請願デモを展開〉 |
|
国民春闘共闘・全労連は本日、“医療改悪反対、雇用・くらし・いのちを守れ”を合い言葉に、「4・12国民総行動・統一ストライキ」を全国でとりくみ、国公労連も「休暇宣伝行動」でこれに結集しました。東京では、あいにくの雨にも負けず、早朝からの総務省前や各庁舎前での宣伝行動、NTT持株会社前での支援宣伝行動など、早朝より訴えの演説や元気にビラをまく多くの組合員の声があふれました。 また、「財務・金融共同行動」実行委員会の諸団体は、霞ヶ関・大手町での早朝宣伝行動に続いて、国民生活金融公庫社前での抗議・要請行動、日銀や金融庁への要請行動、を行うとともに、さらに多くの参加者が、東京春闘共闘の主催による金融庁・経済産業省・農林水産省・厚生労働省への個人請願行動にも結集しました。 財務省前に800名を超える仲間が参加! 幸いにも昼前には雨がやむなかで、12時から、「財務・金融共同行動」による昼休み財務省前行動がスタートしました。松平さんのトランペット演奏の後、国公労連堀口委員長が実行委員会を代表して「小泉構造改革の国民いじめ、中小企業いじめの正体がはっきりしてきた。今国民が求めているのは、増税ではなく家計のうるおう政策だ。27団体の共同の力をいっそう大きくして要求前進をめざそう」と呼びかけました。 続いて、金融共闘・加藤議長より連帯のあいさつがあり、財務省・金融庁による強引なまでの中小金融機関の整理・再編のなかで、そこに働く労働者とその利用者である地域の中小業者の苦悩の実態を訴えました。さらに、年金者組合・小島委員長、特殊法人労連・荒木田政金労委員長、変額保険被害者の会・新野幹事、全税関・上山委員長が次々に決意表明を行いました。銀産労・松井中執の提案で集会決議を満場の拍手で採択し、郵産労・土田東京地本書記長の発声で力強いシュプレヒコールを轟かせました。 最後に全国税・井ノ上委員長の閉会あいさつをうけ、「団結ガンバロー」を三唱して行動を終えました。この昼休み行動は、国公労連、全国税、全税関をはじめ各単組、民間の仲間、東京春闘共闘の個人請願行動から参加の業者団体のみなさんなど、800名を超える参加者で大きく成功しました。 国会に医療改悪反対のシュプレヒコールが轟く その後、13時から、日比谷野音で、全労連・国民大運動・社保協主催の意思統一集会を開催した後、国会請願デモを行い、1000人以上の参加者が、国会までの道のりを元気にシュプレヒコールをあげて行進しました。 また、この国会請願デモと並行して、堀口実行委員長を責任者に「財務・金融共同行動」実行委員会の代表13名が、財務省・尾辻秀久副大臣(自民党・参議院議員)と交渉を行いました。交渉団は、(1)実効ある不況対策の実施、(2)税制の民主的改革、(3)財務省の労務政策の転換、について、財務省の姿勢を追及しました。 以 上 |