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近畿ブロック“アタックキャラバン” 2000キロ走波し大きく共同広げる 国公近畿ブロックは、ブロック連鎖キャラバン行動を「アタックキャラバン」と名付け、4月15日から26日まで近畿2府4県で宣伝行動や要請行動など、様々な行動を展開しました。 このキャラバン行動では、大阪・京都・奈良の各県国公が所有する宣伝カーを使用し、大阪国公の宣伝カーは兵庫県内と大阪府内を約800キロ、京都の宣伝カーは滋賀県内と京都府内を約500キロ、奈良の宣伝カーは和歌山県内と奈良県内を約700キロ走破しました。合計で2000キロもの移動を行いながら、各府県国公が工夫を凝らした宣伝行動などが取り組まれました。 ◆かつてない反響に行動参加者も感動 滋賀コースでは、すでに「国公FAX速報」No.1249で伝えられているとおり、金融労働者との共闘が進むなど、今までにない行動の広がりをみせています。 兵庫コースでは、「国公FAX速報」No.1250で伝えられているとおり、かつてない反響を呼びました。合唱隊によるキャラバン隊の出迎えなどに、キャラバン行動参加者はたいへん感動し、いっそうたたかう決意を固めることができました。 京都コースでは、「国公FAX速報」No.1252で伝えられているとおり、3日間でのべ232名の仲間が結集しました。 和歌山コースでは、2日半かけて県内すべての地域を走破し、宣伝行動や飛び込みで当局要請を行うなど、あわただしくも中身の濃い行動が取り組まれました。要請を行った際、ある当局は、「独立行政法人化で総務を担当していたため大変苦労した」と話しながら、私たちの運動に対する理解を示していました。また、「今の公務員制度改革はおかしい」と発言する当局もいました。 奈良コースでは、2日半かけて県内をまわり、すべての当局に対する要請を行うことを目標に取り組みを行いました。結果的にはすべてとは行きませんでしたが、22の官署当局に要請を行い、運動に対する理解と協力を訴えました。なかには、要請書を受け取ろうとしない当局とすったもんだのやりとりが行われたところもありました。 大阪コースでは、4日間で府内をまわり、当局要請や宣伝行動、労働組合訪問などが取り組まれました。税関支署要請では、地域労連とともに11名で要請するなどの取り組みもありました。また、4日目の4月25日は、当局要請を10カ所行うなど、旺盛な行動が取り組まれました。また、その夜には、大阪労連公務員制度改悪阻止闘争本部との合同で、決起集会も取り組まれ、国公労連・山瀬副委員長から最新の情勢報告なども受け学習も深めました。 今回のキャラバン行動を契機に、国公運動がいっそう広がり始めています。直面する有事法制問題をはじめ、国民本位の行財政・司法を確立するため、さらなる運動の広がりに向け、奮闘することが求められているのではないでしょうか。 (国公近畿ブロック事務局長・秋山正臣メール通信員発) ★北海道国公キャラバンを展開 北海道国公は、札幌地区で、4月12日の全国統一行動日にあわせてのキャラバン行動が展開されました。 早朝から地下鉄とJRの駅を中心に12地域で、各単組の仲間60名以上が、国公労連の宣伝ビラ配布ターミナル宣伝行動に結集する運動を皮切りに、日中は各戸ビラ配布を展開し、夕方は大通公園の近くでの街頭宣伝行動に30名を超える仲間が結集しました。国公労連作成の横断幕やのぼり旗、風船を活用して目に見える宣伝と同時に、北海道公務共闘から副議長・事務局長がかけつけて演説をし、ビラ配布には全動労の仲間も準備段階から支援にかけつけて下さるなど日常の共闘が大きく花開くキャラバン行動が行われました。 その後、道労連主催の数千人規模のデモ行進へも参加(北海道国公は200名以上の参加)し、有意義な一日が終了しました。 さらに、4月20日には大通公園で、医療改悪・有事立法反対、パート労働者の労働条件改善を要求する道労連主催のリレー街頭宣伝が行われ、北海道国公の仲間もこれに積極的に参加し運動を展開しました。 なお、12日当日は函館地区国公もキャラバン行動を展開し、20日には室蘭で、27日には旭川でもキャラバンが展開されています。 また、札幌地区では、5月10日に行政相談を予定しています。今後も、国民の中へ国民とともに運動を展開していきます。 (北海道国公事務局長・池上孝義メール通信員発) ★函館地区国公キャラバン 医療改悪への国民の怒り実感 函館地区国公は、4月12日の全国統一行動にあわせて地区国公キャラバン行動を実施しました。早朝7時から全労連函労会議とともに、函館中央郵便局前と函館港湾合同庁舎前で、公務員制度改悪・医療制度改悪に反対する街頭演説を行い、ビラ入りティッシュを配布しました。 昼からは、五稜郭丸井今井前で医療改悪反対を中心に、マラソン宣伝行動に取り組み、つづいて午後2時より宣伝カーをくりだし、函館市役所前を皮切りに、4カ所で街宣行動を実施しました。とくに函館市役所前では、通行中の市民の方から、「医療制度は年々自己負担が増えている。これ以上、負担が大きくなるのは困る」といった反応もあり、国民へ痛みをさらにおしつけようとする小泉改革への怒りを実感することができました。 最後に、千代台公園で行われた「4・12国民総行動函館地区集会」に結集し、多くの仲間とともに、医療改悪阻止、雇用・暮らし・いのちを守るたたかいへ決意を固めあいました。 (函館地区国公議長・泉徹メール通信員発) |