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「違憲なのは有事法制!」−宮城県国公が県民集会で有事法制を断罪する裁判劇 6月8日、「ストップ!有事法制 宮城県集会」が仙台市内で開催されました。 この集会には、労働組合や市民団体など約1000名が参加し、有事法制廃案に向けて奮闘する決意をあらわしました。 宮城県国公も、「有事法制裁判」を再現した寸劇を行いました。気象労働者や航空管制官、資材会社の社長、運送会社の労働者が被告人になり、裁判官、検察官、弁護人も登場するなど本格的な模擬裁判劇に取り組みました。 被告人が「国民の生命と財産を守る義務がある。裁かれるのはこの法律を作った政府だ」と発言すると「そうだ!」との掛け声が起こり、弁護士が「違憲なのは有事法制!」と答弁すると大きな拍手が起こりました。裁判長は悩んだ末に「無罪」を言いわたすと、割れんばかりの拍手がわきおこりました。 今回の寸劇により、有事法制の本当のねらいが理解されたと思います。公務員労働者として有事法制反対の運動の一翼を担えたことに出演した参加者も興奮気味でした。 (宮城県国公・千葉仁一副議長発) ★悪法ごり押しの会期延長だっちゃか〜ん!〈石川県国公〉 6月12日、いのちと平和を守る実行委員会の呼びかけで、「ストップ!有事法制、許すな!医療改悪石川県民集会」が開かれ、400人の参加者が集まりました。 集会は、女性ばかりの太鼓で始まり、うたごえあり、ロックありとにぎやかに文化行事が行われ、トランペットのファンファーレで開会しました。 集会の発言も、県労連議長、日本共産党以外に、「平和をなんとしても守りましょう」とキリスト教の牧師さん、青年法律家協会の青年弁護士、小さい子どもを抱いた「平和のネットワーク」の母親、「医者になりたい私たちの初心を奪う医療改悪です」と訴えるインターン生の女性2人、メディア3法の危険性を訴える民放労連と、多彩で新鮮な集会となりました。 国公の仲間は、「ストップ!有事法制」「許すな!医療改悪」「悪法ごり押しの会期延長ダメ!」と書いたうちわを100本用意し、あおぎながら行進しました。 「悪法ごり押しの会期延長だっちゃか〜ん!(金沢弁でダメという意味)」と、繁華街にシュプレヒコールを響かせました。 いのちと平和を守る実行委員会は、廃案にするまで続けようと毎週木曜日に昼デモに取り組んでいます。翌日13日にも元気に昼デモを行いました。 (石川県国公事務局次長・世戸玉枝メール通信員発) ★参加目標大きく超える3500人でSTOP!有事法制県民行動〈新潟県国公〉 6月8日、新潟市で、「STOP!有事法制、いかそう平和憲法6・8新潟県民行動」が、目標の2000名を大幅に超える3500名の参加で開かれました。 この県民行動は、新潟県平和センターと有事法制反対・憲法9条を守る会新潟県連絡会をはじめ、学者・文化人・弁護士・宗教者などの15団体が呼びかけ、有事法制反対の一点で共同して取り組まれました。 会場の県民会館大ホールに参加者は入りきれず、ロビーにモニターが設置されるなど、熱気あふれる集会から県民行動は始まりました。 主催者を代表し、目崎県労連議長から、「様々な立場や考え方を越えて有事法制反対の一点で大結集したことの意義は大きい。さらに大きなうねりをつくって有事法案を必ず廃案に追い込もう」とあいさつがありました。 そして、各界各層から、平和と人権を守るために有事法案を阻止する決意が語られました。最後に、きょうの行動を契機に、さらに広範な市民・県民と協力・共同して、新潟の地から有事法案の廃案と憲法を暮らしに生かすための行動を広げることを誓う集会宣言を採択しました。 今年いちばんの暑さとなりましたが、集会後のデモ行進でも参加者は元気にシュプレヒコールをあげ、市民にアピールしました。 (新潟県国公・市村幸生事務局長発) ★20数年ぶりの共闘で5000人の県民集会〈愛知県国公〉 6月2日日曜日午後1時より、名古屋市白川公園にて、「ストップ・ザ・有事法制!憲法を守る6・2愛知県民集会」が開催されました。 集会は、愛知県国公も含めた労働組合をはじめ、市民団体、平和団体、宗教団体など多くの団体が呼びかけ、「テロと報復戦争反対、憲法9条を守る愛知実行委員会」の主催で行われ、政党レベルでは共産党だけでなく、社民党、新社会党も加わり、愛知県において社共共闘が実現したのは20数年ぶりのこととなる歴史的な集会となりました。 集会は、朝から夏を思わせるような晴天のなか約5千人が参加し、各界各層のリレートーク、替え歌のアトラクションなどが行われ、アピール採択後、栄まで二手に分かれパレード(デモ行進)をしました。 愛知県国公は、集会への参加の呼びかけを積極的に行い、当日は平和行進愛知県内行進と重複日程となっていましたが、160人の組合員が集会に参加しました。パレードでは、「有事法制反対」と印刷された手作りのうちわと、ポスターを利用したプラカードを手に持ちながら、「有事法制反対!」「公務員労働者は戦争に協力しないぞ!」などのシュプレヒコールをこだまさせ、街行く市民にアピールしました。 (愛知県国公・空直樹事務局長発) |