キャラバンニュース
〈民主的公務員制度の確立めざす全労連
★全国キャラバン行動〉
2003年5月7日《No.6》

発行:全労連・全国キャラバン行動事務局=公務労組連絡会
TEL03-5842-5639 FAX03-5842-5640 E-mail:caravan@komuroso.org

キャラバンがスタートしました!
 〜全国のみなさんに積極的な参加を呼びかけます〜
 
 全労連「全国キャラバン行動」は本日、いよいよスタートの日をむかえました。約1か月にわたって展開されるキャラバン行動でどんな成果を残すのか、それは、これからの仲間たちの奮闘にかかっています。
 スタートにあたって、キャラバン行動推進本部は、「アピール」を発表し、キャラバン行動の成功をめざして、職場・地域からの積極的な参加を呼びかけています。

 いのちと暮らし、平和を守り、民主的公務員制度の実現をめざそう!
 「全国キャラバン」出発アピール

2003年5月7日
全労連「全国キャラバン行動」中央推進本部

 全国の仲間のみなさん。
 全労連は本日、「労働者の働くルールと民主的公務員制度の確立をめざす全国キャラバン行動」をスタートさせました。これから1か月、4つのコースでキャラバンカーが全国を駆けめぐり、6月6日の東京での終結集会まで、街頭宣伝行動をはじめ、地方自治体・地方議会への要請、地域の諸団体・労働組合への訪問、さらには、決起集会やデモ行進などを展開します。
 いま、空前の倒産・失業、医療・年金改悪の進行、解雇自由化法案などの労働法制大改悪の策動、アメリカの無法な戦争に国民を強制動員する有事法制の策動など、私たちの「雇用・くらし・いのち・平和」は、かつてないほど脅かされています。
 また、地域では、地方交付税や国からの補助金の削減、市町村合併の押しつけなど、憲法で保障する地方自治をふみにじるさまざまな攻撃が住民や地方自治体におそいかかっています。長引く不況のもとで、地域経済の地盤沈下も深刻です。
 そして、小泉内閣は、国民いじめの悪政推進のため、「公務員制度改革」を強行しようとしています。政府がねらう「改革」とは、公務員労働者の労働基本権を奪いながら、能力・業績主義の強化でしめつけ、政権党のいいなりになる公務員づくりをめざすもので、小泉「構造改革」の柱に位置づけられます。
 だからこそ、いま「公務員制度改革」の本質をより多くの住民に伝え、国民的な世論と運動により、政府のねらいを打ち砕くことがきわめて重要となっています。
 ○私たちは、「全国キャラバン行動」を通して、労働基本権回復など、憲法とILO勧告にもとづく民主的な公務員制度の実現をねばり強く求めます。
 ○あらゆる地域で「目に見え、音の聞こえる」行動にとりくみ、「公務員制度改革」許すなの声を大きくひろげます。
 ○自治体首長をはじめ、一人でも多くの地域のみなさんと対話をすすめ、住民が大切にされる行政や福祉、教育の拡充をめざします。
 ○そして、幅広い人たちと手を結び、国民のいのちと暮らし、平和を守るたたかいを地域から前進させます。
 仲間のみなさん。
 有事関連法案や労働基準法改悪案などの悪法が、国会でいままさに審議されているとき、今日からスタートした全国キャラバン行動をみんなの力で成功させましょう。悪法反対の世論を急速にひろげましょう。そのために、各地で計画されているさまざまな行動に、職場や地域から積極的に参加することを心から呼びかけます。ともにがんばりましょう。
        以 上
伝 言 板
◎行動計画の報告
 「最終報告」が未提出の地方労連は、事務局までFAXで送ってください。かさねてお願いします。

○ニュース原稿送付のお願い
 各地のキャラバン行動の様子を、全国の仲間にリアルタイムで伝えるため、各地方のニュース担当は、かならず翌日の午前中までに、行動概要を原稿(1000字程度)にして、FAXまたはメールで報告してください。
 その他、キャラバン行動に関係する出来事は、どんなことでも事務局までしらせてください。
 e-mail caravan@komuroso.org

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