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愛知国公は、11月14日、第1回愛知国公行政懇談会を開催しました。 昨年、愛知国公は行政シンポジウムを開催しましたが、シンポジウムではどうしてもテーマが大きすぎて率直な意見交換ができないとの感想がありました。 そこで今年は、民間の仲間と忌憚のない意見交換を行うことで、公務員制度改革に対する私たちの主張に理解を得ることや、官民の共同行動の発展を目的に意見交換の場として「行政懇談会」にとりくみました。 行政懇談会には、各単組、各地区国公のほか、愛労連、愛知春闘共闘に結集する各民間労働組合の代表者、自由法曹団の弁護士など50人の参加がありました。最初に、愛知国公から公務員制度改革についての基調報告を行い、つづいて、全建労、全厚生、全労働から単組報告を行った後、建交労など民間労組からの特別報告を受け、意見交換を行いました。 国公単組からの報告は、公共事業や健康保険制度、労働法制の問題などと行政改革の問題点が報告され、民間の仲間からはトラック業界の規制緩和問題や、食糧問題などの報告を受けました。 意見交換では、民間の参加者から公共工事や輸入食品問題などにかかわる行政に対する疑問や質問が率直に出されました。そして、公務員の労働基本権問題や「マイナス勧告実施でストライキを打つべきだ」など私たちに対する意見、激励も出されました。 そして最後に、自由法曹団の弁護士から「本日はいい意見交換ができて大変有意義だったと思う。行政の民主化へ向けて、今後も継続し開催していただきたい」との感想がありました。 今回の懇談会の成功をうけて懇談会の引きつづきの開催と、運輸関係の国公単組と関係民間単産というようなテーマ別の懇談会なども開催したいと考えています。 また、このような行政懇談会を春闘時に県下14カ所の地区国公で開催し、地域の仲間と意見交換を行い、地域から公務員制度改革について私たちの主張を国民世論に訴える行動を展開したいと思っています。 (愛知県国公事務局長・空 直樹通信員発) ★行政相談と大量宣伝を実施〈東京国公〉 東京国公は、11月23日土曜日、キャラバン行動のとりくみのひとつとして、高島平団地で、労働行政相談と宣伝行動を実施しました。 行政相談は、団地の集会場を借りて、法律・税金・食品・登記・労働・気象の6つの相談コーナーを設けてとりくみ、18件の相談がありました。 また、行政相談と並行して、50人の仲間の参加で、国公労連のビラ1万枚を全戸配布しました。 今後、より幅広いとりくみとするために、団地自治会との共催や、地域労連とも結びついた行政相談活動、商店街や生協などへの働きかけも考えたいと思います。また、相談活動と同時に、公務の専門知識を活かした学習会的な講座の開催や、公務員制度改革の課題などで率直な意見交換を市民のみなさんなどと行う行政懇談会などにとりくみたいと思っています。 | |||
(東京国公事務局次長・野仲 徹メール通信員発) 以 上 |