国公FAX速報 2005年8月31日《No.1662》

人事評価の試行について総務省が提案

 国公労連は本日午後、新たな人事評価の第1次試行にかかわる総務省交渉を実施。交渉には、国公労連側は小田川書記長以下2名が参加し、総務省側は、平山人事・恩給局総務課長が対応しました。
 総務省は、冒頭、「人事評価制度は、人事管理上必要なものであるが、職員の士気・意欲を向上させるものでなくてはならないとともに、公正・公平なものでなければならないと思っている。2月以降、組合、各府省をはじめとする関係機関と意見交換を行ってきた。また、霞が関に働く職員のインタビュー、アンケートを600名程度行うなど、あらゆる角度から検討をすすめてきた。それらを踏まえ、第1次試行にかかわる案を取りまとめたものであり、本日各府省に対しても提示したところである。試行にかかわって、今後職員団体とも意見交換をしていきたい」とした上で、別添資料に基づき説明しました。
 説明を受けて国公労連側は、「試行を行うことで何を検証するのか、公務における評価制度は何を目的とするのかなど、意見交換すべき重要な課題があると考えているが、とりあえず、本日は提案を受けたばかりであり、改めて意見を申し上げる」として、交渉を締め括りました。

以上

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