「8・30大行動」の成功を力に定例の宣伝行動

【とりくみ:憲法・平和問題】2015-09-01
「戦争法案は絶対阻止しなければいけない!」
~シール投票で市民と対話はずんだ宣伝行動~

宣伝行動 12 万人が集まった「8・30国会包囲大行動」の翌々日、国公労連は9月1日夕 方、西新橋1丁目交差点で、毎週火曜日定例・定点の「戦争法案」に反対する宣伝行動にとりくみました。国公本部、各単組から25人が参加、あいにくの小雨 が降るなか、シール投票も呼びかけ、道行く人たちに戦争法案反対を訴えました。

 宣伝カーの上でマイクを握った全労働の河村副委員長(写真)は、「戦争法案は審議すればするほど、問題点が次々と出てくる。9 日の日比谷野音集会・デモ、10 日・11日の国会正門前大行動、14日から連日の座り込み行動など、これからも連日のたたかいで安倍内閣に廃案をせまる。私たちと一緒に行動に参加して、 反対の声をあげよう。行動に参加できなくとも、平和を願う思いを署名に託してほしい」と呼びかけました。全労働・河村副委員長

 国公労連の千葉前中央執行委員は、「さまざまな形で私たち国家公務員も、戦争に協力させられる。憲法を尊重し擁護する義務を負 う公務労働者として、憲法 違反の戦争法案を何としても廃案にしなくてはならない」と決意を込めて訴えました。

国会はストップしたまま、採決な どとんでもない

 開会中の国会から日本共産党の田村貴昭衆議院議員が駆けつけ、「今日も国会はストップしたままで、参議院の特別委員会を開くこ とができない。70時間に も満たない審議時間で採決できず、国民の運動の力が押し込んでいる。『若者を戦地に送らせない。戦地には行かない』というシール投票思 いを、フェイスブック・ツィッ ターで発信しよう。共同を大きく広げて、戦争法案を廃案に追い込もう」と呼びかけました。

 20分程度の短時間のとりくみでしたが、シール投票には10人が参加し、全員が「戦争法案に反対」にシールを貼り、会社帰りの 20代の男性からは、「安 倍政権は独裁者で、いまの政治ではダメだ。戦争法案は絶対阻止しなければいけない」と語るなど、対話と共同を深めました。