第1講義では、一橋大学名誉教授の渡辺治氏から、「安倍政権の戦争法強行と対抗する運動の課題」と題して講演を受けました。
第2講義では、元全労連議長であり、82年から86年まで国公労連書記長として、運動の前進に 力を注いできた熊谷金道氏から「国公労働運動の歴史から何を学ぶか」と題して、約1時間半にわたって講演を受けました。
参加者からの感想文では、渡辺氏の講演には、「アメリカのねらっていたことと安倍政権とのかか わりが、すっきり理解できた」「今まで成しえなかった共同が実現に向けて動いている。青年や女性が立ち上がったという、この間の成果に展望が見えました。 何としても運動をひろげたい」「野党共闘などこれまでにない変化が起きていることをうれしく思うと同時に、アメリカのこれからの攻撃の予想など興味深く聞 いた」などの声が寄せられ、熊谷氏の講演には「何より民間労組との連帯を強めることがあらためて重要だと感じた」「国公労働運動の歴史をあらためて学ぶこ とができた。認識を新たにできて良かった」など、いずれも積極的な感想が集まり、「まもろう憲法・国公大運動」にむけた決意を固め合う場となりました。