国公労新聞2021年5月25日号 第1564号

【データ・資料:国公労新聞】2021-05-25
霞が関スタンディングアピール

 国公労連・各単組本部は4月30日の金曜日に各省庁前で「メーデー霞が関スタンディングアピール」を実施。このアピールの様子をメーデー当日に国公労連のアカウントからツイートし60万人に読まれました。

 
多彩な企画でつながり実感
【北海道国公発】
第92回メーデー北海道は、昨年同様YouTubeによるライブ配信で行われました。配信内容は朝、昼、夜の3部構成で工夫を凝らしました。第2部(昼)の企画「あっちもこっちもネット」では、各地域労連や単産の協力により各地域から集まった写真を一つの動画にまとめ、長沼町、江別市、帯広市の写真では全労働をはじめ北海道国公の仲間が結集しコロナ禍においても全道各地での官民共同のつながりを感じられました。また、各単産による「60秒アピール」企画では、北海道国公が作成した動画が配信されました。ほかにも参加型企画「フォトコンテスト」「マスクdeアピール」など楽しい企画満載です。ぜひYouTube道労連チャンネルのアーカイブにて視聴してください。


2年ぶりにリアル集会
【秋田県国公発】
風が強かったものの、心配された雨もなく、秋田駅前の広場を会場に2年ぶりのメーデー集会が開催されました。感染防止対策としてデモ行進は行わず、30分程度の集会のみでしたが、デコレーション披露・表彰、川柳の読み上げ・表彰、メーデー宣言に加え、「新型コロナウイルス感染拡大防止と安全・安心の確立、仕事と生活を守る対策の強化を求める」特別決議を採択しました。

仙台駅前でアピール
【宮城県国公発】
宮城県のメーデーは、仙台駅前で正午から1時間、スタンディングで市民にアピールを行いました。直前に宮城県沖を震源とする最大震度5強の地震があり、国土交通労組を中心に防災担当になっている仲間が急遽参加できなくなりましたが、東北ブロック・宮城国公事務局含め8名が参加しました。参加者はメッセージが書かれたボードを掲げてアピールしました。

海洋放出は撤回を
【福島県国公発】
メーデー福島県中央集会は、福島市のまちなか広場及びその周辺でのスタンディング宣伝がとりくまれました。短時間の集会では、オンラインで東京の中央メーデーとつながり、福島県労連の斎藤議長が福島原発事故に伴うALPS処理水の海洋放出が4月13日に決定されたことに触れ、「福島軽視の決定を断じて許さず、撤回にむけてたたかいを強めていかなければならない」との決意を新たにしました。その後、会場周辺の道路沿いでのスタンディング宣伝に移り、「新型コロナからいのちとくらしを守れ!」「海洋放出は撤回を」などのメッセージボードを掲げながら、沿道へのアピールを行いました。

市民の暮らし支える定員増を
【富山県国公発】
コロナ禍の中、2年ぶりに第92回メーデーが富山国際会議場で開催されました。全国でも珍しい室内での集会です。富山県国公は富山アラートが発出されていることを踏まえ、県国公書記局からのリモート参加という形で参加しました。実行委員会や来賓からのあいさつなどの後、各団体からの「メーデーアピール~ひとこと言わせて」が行われ、県国公からは、コロナ対応の最前線で奮闘する全医労を含む医療従事者に対する支持と連帯を訴えるとともに、国公職場の要員不足で市民の暮らしを支えることが困難になっていることや職場の労働条件の悪化、ひいてはこれが職員の現職死亡や自殺を含む健康被害をもたらしていることを報告しました。

最低賃金引き上げを訴え
【岐阜県国公発】
岐阜県中央メーデーは今年も集会が中止となりましたが、実行委員会に参加する各団体がそれぞれの要求で宣伝行動を行いました。県国公は、JR岐阜駅北の信長広場で最賃引き上げの宣伝行動に参加し、最賃の重要性などを市民に訴えました。仕事を求めて神奈川から岐阜に来たという外国人は、「厳しい中で仕事も少ない」と深刻な現状を話してくれました。今年のメーデーは、県労連サイトで動画による発信も行いました。

行政の歪みただそう
【福岡県国公発】
福岡県の第92回中央統一メーデーはオンライン集会となり、福岡県国公は会議室と自宅から6名の仲間が参加しました。「オンラインでつなぐ3分発言」に平田副議長が県国公を代表して発言しました。平田副議長からは、はこれまでの安倍政治、菅政治による行政の私物化のもとで行政が歪められてきたことと、国会で議論されている国民のための行政を変質させるデジタル庁については、「行政の役割と権限、国民の大切な個人情報を民間に切り売りするものであり、監視社会を強化し、戦争できる国づくりをさらに推し進めるもので到底容認できない。福岡県国公は公務公共サービスを担う労働者として専門性を生かして、広範な労働者・国民と連帯し『雇用・くらし・いのち』が大切にされる社会の実現をめざして運動する」決意を表明しました。

 
5・20 中央行動 各単組がアピール
 5月20日、全労連・国民春闘共闘などが主催する「全国一律1500円の実現!公務員賃金の大幅引き上げ!いのち署名採択めざす5・20中央行動」が行われました。
 日比谷野外音楽堂で行われた総決起集会の決意表明では、国公労連から7単組の仲間がプラスターボードを掲げてアピールしました。この中央行動の様子を国公労連のツイッターアカウントから配信し22万人に読まれました。