私たちは、現在の行財政の情況からみて、次の点を基本に行財政改革をとりく む必要があると考えます
政・官・財のゆ着をたちきり、清潔なムダのない行・財政を確立すること。
行政にかかわる汚職、腐敗の徹底した糾明と根絶をおこない、国民にひらかれた参加と監視にもとづく民主的な行政を実現すること。
自衛隊など軍事・治安機構および大企業の利益擁護のための機構、社会経済の 変化にともなう不要不急部門の機構、重複している行政の機構は、定員、経費を 縮小あるいは廃止し、福祉、教育、医療など国民生活に必要な部門を拡充するこ と。
 なお、機構の見直しの場合には、経済的な効率性とあわせ社会的な公正さの 維持を重視するとともに、中央集権的な機構としないこと。
汚職や腐敗の温床となっていたり、国民に過重な負担を強いている規制や許認可事務は廃止すること。
 一方、人間らしい生活に必要な労働分野の規制や最低基準、公正な競争を維 持するための企業活動の規制、環境保護など国民共通の利益を保護する規制は強化すること。
財政再建では、消費税率引き上げなどによる大衆課税の強化や社会保障での国民負担増の方向ではなく、大企業・高額所得者優遇の不公平税制の是正による税 収確保と、軍事費や大型プロジェクト中心の公共事業のムダ遣いの見直し、大企業への補助金の整理など全般的な歳出の見直しをすすめること。
国と地方自治体の関係を対等・平等なものにすること。
 機関委任事務は廃止するとともに、国民生活の最低保障や労働者の最低の労働基準の維持などナショナルミニマムを実現する事務は国の責任でおこなうこと 。
高級官僚の天下りの禁止、採用試験による特権優遇人事の撤廃などをすすめ、公務員が安心して職務に専念できる民主的な公務員制度を確立すること。


INDEX

私たちはみなさんといっしょに行政改革を考えたいと思います
私たちは行政改革について次のように考えます
行財政改革は次の7点を基本におく必要があると考えます
いま改革すべき制度や機構は次のようなものだと考えます
私たちは国民のみなさんと力をあわせて国民本位の行財政確立をめざしたいと 思います

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